八木 正明先生(七代目校長)
〜田無高校着任のご挨拶 〜

 4月1日付けをもって着任しました。前は世田谷区にある松原高校で4年間務めました。1年目に50周年記念式典を、PTAや同窓会と学校が一体になって挙行できたことが印象的でした。田無高校の同窓会の皆様にも本校の教育活動に対しまして多大なご理解とご協力を頂いておりますことに感謝申し上げます。同窓会ニュースを読ませていただくにつけ、皆さんの絶大なご尽力、本校に対する熱い思いや期待、その雰囲気が随所に伝わってきます。その意味からも、職責の重大さを感じております。

 教育改革が叫ばれておりますが、改めて高校教育とは何か、田無高校を一層活力のある学校にしていくためにも、その方向性を明確に出して、日々の教育活動を実践することが求められています。地域に信頼され愛され、生徒一人ひとりのよさを認め一層伸ばし、思いやりと社会性を持って、逞しく生きていく青年を育てるように努めたいと思っております。

 初代校長の石黒先生には、20代の頃から数学に関わってご指導やご教示を頂いてきました。不思議な縁を感じるとともに、創設時の思いを大事にしていきたいと思います。

 田無高生は、マナーもよく素直で、勉学や部活動・学校行事等、何事にも真剣に取り組み、爽やかさを感じます。田無高生一人ひとりの生徒の自己実現を図るためにも、鍛えること、教え育てることを、本校の多様な教育活動、熱意溢れる部活動などを通じて培っていくつもりです。生徒と教師の緊密な本校の校風の中で、基礎的・基本的な学力を身に付けさせ、創造性を培ってまいりたいと思います。この視点に立って、教職員と共に本校の教育活動に全力を尽くす所存です。

 どうぞ宜しくお願い申し上げます。